ルン・タノーム シュガーパーム園で生パームシュガーに出会う

その他
スーパーフードの森でちょっと休憩

フアヒン・チャーム方面で何か寄り道できるとこ無いかなぁ?
と調べていたら見つかった場所です。

タイでは一般的なパームシュガーですが、健康・美容業界ではスーパーフードとしても有名だそうで。
名物の“生パームシュガー”なるものも気になる!
と行ってきました。

場所・行き方など

【場所】
ルン・タノーム シュガーパーム園
สวนตาลลุงถนอม

OPEN:8:30~18:00
TEL: 0878007716

車でしか行けません。
大きな道からそれた後、「この道合ってるよね?」と不安になるかもしれませんが、
グーグルマップの情報は正確でした◎

入り口のカフェ

細い田舎道を走って、たどり着くと、そこには整然と並んだヤシの木の林が✨

映えですね🌴🌴🌴🌴
農園の入り口には、カフェがあります。

ソンクラン中に行ったので、暑くてひとまずこちらで冷たいドリンクを購入しに行きました。
もちろん農園で採れたパームシュガーを使ったメニューに!

こちらがシグネーチャーメニュー。
普通のコーヒーもありました。

マナオ+生パームシュガー+ソーダ 80バーツ(左)
マナオ+生パームシュガー 60バーツ(右)

ソーダ無しと有りが選べたので、一杯ずつにしてみました。
ハチミツバージョンは好きで飲みますが、パームシュガーは初めて💛
飲んだ最後に残る風味がパームシュガー!
すごくおいしい(⋈◍>◡<◍)。✧♡

というわけで、お店で生パームシュガーも買っちゃいました。

パームシュガー農園

着いてすぐ目に入るシュガーパーム林2✌!

それだけでなく、いろいろ写真を撮るのに使える小物も用意してくれています。
看板とか

担げるココナッツ( ´艸`)

他にもハンモックなどありました。

ちゃんと(?)農園なので、ココナッツ採取をしている足場も見られます。

椰子が木陰を作ってくれるし、風通しも良いので、快適に過ごすことが出来ました。
でも足元に蟻がいるので、そこだけ注意!
砂糖が作られるだけあって樹液から甘いのか、大きな蟻塚ができている木もありました。

奥には売店があって、パームシュガーを使ったペチャブリー県のお菓子や果物も置いてありました。

“タノームおじさん”が生パームシュガー作りの実演もしてくれています。

あつあつ!
こちらの売店でも、出来立ての生パームシュガーを飲むことができます。

氷に注いで一杯30バーツ。

シュガーパームとパームシュガーについて調べてみた!

上記でココナッツの写真を載せましたが、普段町中でココナッツジュースやアイスを売っている時に見る
いわゆるココナッツと
パームシュガーを作るココナッツは違う品種です。
私も行ってから知りました。
タイ語ではしっかり使い分けされているとのこと。

こっちがココナッツジュースやらアイスに使われるもの↓(マプラーオมะพร้าว

こっちがパームシュガーが作られるココナッツ↓(ターンตาล

砂糖のタイ語がナムターンน้ำตาลなので、ここから来ているんですね。

背が高いので見逃しがちですが、葉っぱも全然違います。
細い葉が扇状になっていて、和名では「扇椰子」と呼ばれています。

この椰子の実を煮詰めて作るパームシュガーの特徴は、
1.ミネラルが豊富
2.ポリフェノールも豊富
3.血糖値が上がりにくい
の3点です。

1,2.のミネラルとポリフェノールが豊富なのは、作り方に関係します。
含蜜糖という種類に分類されるパームシュガーは、糖汁を煮詰めて作るため、製造過程でミネラル等が除去されないのだそうです。
他にも黒糖やメープルシュガー、キビ糖、和三盆糖などがこの作り方です。
パームシュガーに含まれる主なミネラルは、銅・鉄・カリウムなどです。

3.の血糖値が上がりにくいのは、体に吸収されにくい性質だからです。
血糖値の上がりやすさを表すGI値で見てみると、白砂糖は108、黒砂糖は99、はちみつは88なのに対して
パームシュガーは衝撃の35です。
お菓子作りや料理、ドリンクにどんどん使った方が良いやつでしたΣ(・□・;)

一つ注意は、カロリーは他の砂糖類と変わらず高カロリーなので、摂り過ぎには注意です。
置き換えがベスト。

日本ではスーパーで気軽に買えるようなものではないので、お土産にも良いかも!

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